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トヨタ新型80系ヴォクシー試乗 内装インテリアについて(3/3)

トヨタ新型80系ヴォクシーのインテリアについてです。
ハイブリッド車とガソリン車ですが、「ZS」グレードは別としてエクステリアに大きな差はありませんでした。

ではインテリアはどうなっているのでしょうか?
サッと見た程度では恐らく気付かないのでは?と思いましたが、よく見てみると違う部分があることに気付きます。

グレード間に見られる内装色とシートの質感の違いについて

ガソリン車のエアロ仕様にのみ設定がある内装色があります。
トヨタ新型ヴォクシー 内装色
こちらですが、オレンジ&ブラックになります。
ZS以外はダークブルー&ブラックになり、変更は出来ません。
あくまでもZSが注文時に限り変更可能な内装色です。
トヨタ新型ヴォクシー 内装色

シート材質に関しては全グレードファブリックとなり、本革などは設定すらありませんが、ZSは少し光沢のある材質になり、ファブリックでも高級感は引き出されてると思います。

ハイブリッド車とガソリン車のインテリアを比較!違いは?

まず大きな違いの1つがシフトノブです。
トヨタ新型ヴォクシー シフトノブ

ガソリン車の本革巻きシフトノブに対し、ハイブリッド車はエレクトロシフトマチックの設定です。
メーターはオプティトロンメーターになります。

トヨタ新型ヴォクシー オプティトロンメーター

これがハイブリッド車になるとまた少し変わり、CHGとECOとPWRからなるメータがあります。
走行状況を確認出来るようになっているので、視認性はハイブリッド専用のメーターの方が優れていそうですね。

他にはハイブリッド車の最上位グレードHYBRIDのみの装備があります。

  • リヤオートエアコン(リヤクーラー+ヒーター)
  • 快適温熱シート(運転席&助手席)
  • おくだけ充電

他のグレードでオプションの対応も可能ですが、最初からあると無いとでは違いますよね。
特に快適温熱シートがあると、冬場エアコンが要らないなんてこともあるとのことです。

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シートアレンジと収納について

セカンドシートはこんな感じです。
トヨタ新型ヴォクシー セカンドシート

サードシートに関してはやはり運転席ほどの質感はなく、補助的と考えた方がベストです。
トヨタ新型ヴォクシー サードシート

シートアレンジに関してはハイブリッド車もガソリン車も共通です。

  • スーパーリラックスモード
  • フリーアクセスモード
  • だんらんモード
  • 後席トライアングルモード
  • ラゲージモード
  • 全席ベビーケアモード
  • ビッグラゲージモード
  • フロントフラットソファモード
  • リヤフラットソファーモード

目的にあわせて全部で9アレンジ可能になります。
サードシートを格納して、セカンドシートを超ロングスライドで810mmも動かせます。
そうなると車内はまるでリビングのような広さに!
他にはセカンドシートを畳むことで、前に580mmの移動が可能!
自転車だって乗せられるし、スーツケースもゴルフバックも余裕で乗せられます。

サードシートの格納方法も、片手で楽々カンタンでした。
ワンタッチでシートが上がるので力も必要なく、操作しやすいことが特徴です。
トヨタ新型ヴォクシー サードシート格納
トヨタ新型ヴォクシー サードシート格納
トヨタ新型ヴォクシー サードシート格納

これだけシートのアレンジが可能で使い勝手は良いですが、収納はどうでしょう?
ダッシュボードはこのような感じ。
トヨタ新型ヴォクシー ダッシュボード

ドアポケットです。
トヨタ新型ヴォクシー ドアポケット

何かを収めると言うとこの二箇所くらいのものです。
メガネ&サングラスケースはありますが、収納の意味合いでは・・・違いますよね。
トヨタ新型ヴォクシー メガネ&サングラスケース

ウォークスルーになっているので、コンソールなどは設置されていません。
トヨタ新型ヴォクシー

一見収納は少なそうですが、運転席の後ろ側にフックがあるのでレジ袋をかけることは可能です。

低床化はクラス一番!子供も大人もラクラク乗り降り!

大きく開くスライドドアの幅は805mm。
トヨタ新型ヴォクシー スライドドア

またフラット化することで低床を実現し、乗り降りがとても楽になりました。
フロントは390mm、リヤは360mmになります。
ミニバンは間にステップがある場合が殆どですが、ヴォクシーにはステップがありません。
ダイレクトに乗り降りをすることが出来るのです。
トヨタ新型ヴォクシー

室内高さは1400mmあるので、子供を抱っこしたまま乗るなんてことも出来ます。
グリップも装着されているので、安全性も考慮されていることが分かります。

振り返ってみると内装に大きな高級感はありません。
ただ乗る側の立場になり、しっかり考えて作られたインテリアに仕上がっています。
もう少し収納があった方が良いのでは?などの声もありますので、マイナーチェンジ時などに改良される可能性はあるかも知れませんね。

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おみりゅう

おみりゅう認定ライター

投稿者プロフィール

女性 関東地方在住

自分の趣味や関心事を大切にすることを心がけています。

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  1. 2015年 10月 16日

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