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トヨタ・ヴィッツ試乗 1300cc・Fグレードを試乗(5/7)

試乗させて頂いたヴィッツは1300ccのFグレードです。
展示車も1300ccだったので主力の部分なのでしょうね。

トヨタ・ヴィッツ 1.3 F

トヨタ・ヴィッツ 1.3 F

ハイブリッドモデルの設定もなく、立ち位置がどうしても理解出来かねる部分はあります。
そこまで大きな期待は抱かず、気軽な思いで試乗してきましたので早速紹介していきましょう。

小回りの良さは抜群!

まず、試乗車を出すのにステアリングの切り返しをする箇所がありました。
すると、とにかく小回りの良さが素晴らしい!!!

ボディサイズも小さいですし、運転に慣れない方や初めて車に乗る方には丁度良いのではないかと思います。
車幅感覚などもすぐに掴めるのではないかと思います。

パッソと比較するとどんな感じ?

少し前にパッソの1300ccにも試乗した経験があります。
その時の感想と比較してみると、エンジン音はヴィッツのほうが静かですね。
走行に関しても、パッソよりも落ちつきのあるものを感じることが出来ました。

パッソにはパッソの良さがありますが、トータル的に見るとヴィッツの方が評価は高いです。
ただし、ヴィッツがずば抜けて良いというわけではありません。

優秀さのあるCVT、でも合流はちょっと・・・

実際に走り出してみてアクセルを踏み込んだ時や、低速から中速へと徐々に加速して行く際にしっかりとついて来ていると思いました。
自分の意思通りとなるというような・・・そんな印象を感じました。

ヴィッツのCVTは賢さがあるというのか、反応の早さからも優秀と呼んで良いかと思います。
ヴィッツの1300ccのFグレードですが、電気アシストやターボは搭載されていません。

中速くらいまでであれば、心地よさもありますしストレスなどもありません。
でもそれ以降の加速性能に関しては、あまり期待できないかと思います。

交通量の多い国道で合流にさしかかった際に、アクセルを踏み込んでもトルクが出ないことを感じました。
高速道路なども含めると、この辺はストレスになってしまう部分かも知れません。
私は合流の場面では少し怖さを感じてしまいました。

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サスペンション固めで足回りは安心

この辺は好みもあるかと思いますが、サスペンションが固めになったことが分かります。
初代や2代目モデルについては走行してる際にポヨポヨとした感覚があり、それがストレスになると言った口コミもありました。
その辺がなくなっているので、これまでの不満は解消できるものになったと思います。

サスペンションは柔らかめが良い!という方もいると思いますので、一概に現行が良いとは言えません。
でも路面の状態がダイレクトに伝わってくるような感覚の、現行のサスペンションのほうが個人的には好みでした。

トヨタ・ヴィッツ 1.3 F 足回りはやや固め

トヨタ・ヴィッツ 1.3 F 足回りはやや固め

ヴィッツの実燃費について

JC08モードにして25.0km/lになりますが、販売店によれば実燃費は7割程度くらいとの見解でした。
となると17.5km/l程度ということになってくるかと思います。

エアコンを使用すると15km/l前後、高速道路で20km/l程度というユーザーボイスも目にしました。
仕方ないとはいえ、JC08モードとの差があることを感じますね。
燃費重視となってしまうと、やはりアクアを上回ることは出来ません。

走行距離がそこまでなく、1日に数キロ程度運転する程度であればヴィッツで足りると思います。
しかし、通勤だったり少し距離を乗る方でしたらアクアの方が良さそうですね。

少し値段が上がることになったとしても、これから維持していくことを考えるのであれば断然ハイブリッドモデルでしょう。
ネッツ店でアクアの購入も可能なので、両方見て比較・検討した方が良いかと思いました。

トヨタ・ヴィッツ 1.3 F

トヨタ・ヴィッツ 1.3 F

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おみりゅう

おみりゅう認定ライター

投稿者プロフィール

女性 関東地方在住

自分の趣味や関心事を大切にすることを心がけています。

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