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トヨタ新型30系ヴェルファイア試乗 ハイブリッドとガソリンモデルの比較(2/5)

30系新型ヴェルファイアのハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルのそれぞれに試乗してきました。

視界について

まず、共通して言えることは前方の視界の良さですね。
トヨタ新型ヴェルファイア

長時間運転しても疲れを感じなさそうです。
前方の視界の良さに対して後方は長さがある分、少し視界の悪さを感じるかも知れません。
トヨタ新型ヴェルファイア

サードシートを跳ね上げてしまうと、後方の窓を隠す形になってしまいます。
トヨタ新型ヴェルファイア サードシート跳ね上げ
何か目的が無い限りはサードシートは出しておいた方が良いと言う事がわかります。

ガソリンエンジンモデルを試乗!一番人気の2500cc Z”A EDITION”

ガソリン車で一番人気の2500cc Z”A EDITION”を試乗しました。
こちらがガソリンエンジンモデル(エアロ仕様)のオプティトロンメーターになります。
トヨタ新型ヴェルファイア ガソリンエンジンモデルのオプティトロンメーター

プッシュスタートシステムでエンジンを始動させます。
すると真ん中のマルチインフォメーションディスプレイの中に「VELLFIRE」の文字が!
こんな部分にも格好良さを感じながら、試乗開始です。

2500ccのガソリンエンジンモデルは、良くも悪くも「必要十分」の印象です。
旧モデルにあたる2400ccガソリンモデルよりは改善されてはいますが、立ち上がりの遅さみたいなものはどうしても否めないです。
試乗中に国道を走行し、合流にさしかかる場面でそのことを強く感じました。
アクセルを踏み込んでキックダウンさせないと加速の足りなさを感じるかも知れませんね。

もし、7~8人のフル乗車でしたらどうでしょう?きっとパワー不足を更に強く感じるのではないでしょうか?
試乗コースが3km程度だったので、その上での感想になります。
実際にフル乗車を日常的にされている方は多くないと思いますが。
ただ、ガソリン車の2500ccはベルファイアの中では最も軽量(1,920kg)なグレードとなるので、軽快さの意味では一番ではないでしょうか。

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ハイブリッド車を試乗!~HYBRID ZR~

続いてはHYBRID ZRの試乗です。
ハイブリッドモデルのオプティトロンメーターはこんな感じです。
トヨタ新型ヴェルファイア ハイブリッドモデルのオプティトロンメーター

まずはそっとアクセルを踏んでスタートさせてみます。
ハイブリッドはモーターを使って走り出すため、静粛性が高い上にほぼ無音無振動な為、エンジンがいつかかったのかは気付かないくらいです。

ハイブリッドのシステムはレクサスのNX、カムリと同じ2500ccアトキンソンサイクルエンジン+モーターというシステムを採用しています。
ヴェルファイアほどの重量の車に対応するにはパワー不足かな?とは思いましたが、十分に足りています。

スタート時については、モーターのトルクで力強さを感じます。
ただ、やはりボディの重さの部分があるので、加速に関して言えば3500ccV6が上になるでしょう。
制限速度くらいまでなら、モーターの力強さで過不足のない動力性能を発揮してくれると思います。
ただ高速道路であったり、車線の合流では爆発的な加速感は期待出来ないと思いました。
重さがあるので加速の面に関しては仕方ないところでしょう。
もともとコンセプトがガンガン飛ばして走る車と言うわけではありませんので、ゆっくりと贅沢に乗ることに重点を置いた車なんだと思います。

試乗コースで国道を進んでいきます。
やはり、車重があるので安定してることを強く感じます。
多少加速をしてもスピードが出てるように感じないですし、音が静かなので速度計に目が行きません。
ロードノイズが入ってくる部分もありますが、ほんの僅かで私は殆ど気になりませんでした。
途中、販売店に戻るのにUターンをする場面があり、このボディサイズじゃ絶対に無理!と思ったのですが、ハンドルも軽く意外とスムーズに出来ました。
もちろんコンパクトクラスに小回りの部分では勝てませんが、いざ乗ってみると驚かれる方も多いのでは?
ステアリングも軽いので、スイスイと操作することが出来ます。

新リアサスペンションのダブルウィッシュボーンとは?

ヴェルファイアは、リアサスペンションが旧型のトーションビームからダブルウィッシュボーンに変更されています。
サスペンションは分かりましたが、ダブルウィッシュボーンとは一体どんなものでしょう?
ダブルウィッシュボーンとはタイヤを支える上下するフレームが2個ついていて、上下に動く際のキャンパー変化が少ない構造のサスペンションです。

これまでのミニバンはフワフワした感触でリアが跳ねるという車が多い状況でした。
今回のヴェルファイアではそんなこともなく、高級セダンにも近いフラットな乗り心地を感じました。
この良さを感じるにはセカンドシート!と販売営業スタッフも勧めています。
また、サードシートも安定した乗り心地を感じることが出来るそうです。

私は今回はセカンドシートとサードシートでの試乗確認は出来ませんでしたが、こちらも試乗の際に確認すべきポイントかも知れませんね。

トヨタ新型ヴェルファイア

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おみりゅう

おみりゅう認定ライター

投稿者プロフィール

女性 関東地方在住

自分の趣味や関心事を大切にすることを心がけています。

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コメント

  1. Great ariltce, thank you again for writing.

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