ルノー・新型トゥインゴ試乗 ルノー日産アラインスとダイムラーとの提携で誕生した新型トゥインゴ(4/7)
前置きが長くなりましたが、いよいよ本題に入りたいと思います。
そう、2016年9月に販売を開始したばかりの新型トゥインゴについてです。
歴代トゥインゴがFFのコンパクトハッチバックだったのに対して、今度の3代目はスマート・フォーフォーと車体・エンジンを共用したRR車として開発されました。
現在、ルノー日産アライアンスはダイムラー・ベンツとパートナーシップを結んでいます。
現行スカイラインがメルセデスベンツの4気筒エンジンを搭載したり、インフィニティQ30(日本未発売)がメルセデス製の主要コンポーネンツを流用したり、ルノー・カングーにスリーポインテッド・スターを与えた商用車をメルセデスブランドで販売したりと、詳しいことは経緯も理由も定かではありませんが、なぜか両グループはお手々つないでの仲良し同士になっています。
今回のトゥインゴ、スマート・フォーフォーの姉妹車もこうした両社の関係から生まれたことだけはたしかなことです。
トゥインゴ開発の主導権を握ったのはどっち?
となると、気になるのはどちらが開発の主導権を握ったのかということですが、これについてトゥインゴを借り出すときに、旧知のルノー・ジャポンの広報氏に訪ねてみたところ、
「本国から情報が伝わってこないので、じつはよくわからないんですよ」
としながらも、
「エンジンはルノー製の1L直3ターボを搭載していますので、ルノーが果たした役割は大きかったのではないでしょうか」
と話してくれました。
後日、ルノーの事情に詳しい同業者に電話で話を聞いたところ、
「今回のトゥインゴとスマートの開発に当たっては、ルノーが主導権を握ったようだよ。ただ共同開発の役割分担についてはわからないな。MCCは創業から10年目でやっと黒字化したような有様だし、どちらも開発コストと販売価格を抑えたかったから手を結んだわけで、きっといろいろと事情はあるんだよ。開発時状況については開発者に直接訪ねないとわからないんじゃない?」
とのことでした。
つまり、その辺の事情を知りたければ、現車をじっくり検分して、あれこれと想像して行くしかないのかもしれません。
コンパクトカーとしてのパッケージングは優秀
ルノー広報部から借り出したばかりのトゥインゴ・インテンス キャンバストップを近くの駐車場に停めて、まずは各部をチェックすることにしました。
エクステリアは近未来調のスマート・フォーフォーに対して、トゥインゴはどこか牧歌的で愛嬌のあるルックスをしています。個人的な好みを言ってしまえば、親しみやすいルノーのスタイリングのほうが好ましく感じました。
まあ、両車とも基本的には同じクルマで、外板の凹凸だけが若干違うだけですから、この辺は個人の好きずきでよろしいと思います。
広報資料によるとトゥインゴのディメンションは、全長3620mm×全幅1650mm×全高1545mmと、2代目後期モデルにくらべて80mm(前期モデルに比べて20mm)小さくなるいっぽうで、ホイールベースは125mmも長い2490mmになっています。
先代モデルの前後オーバーハングの長さは1335mmもありましたが、新型では1130mmと、200mm以上も短くなっています。
乗用車の場合、単純に言ってしまえば、ホイールベースの内側がキャビンスペースとなるため、新型は旧型よりも全長を短くするいっぽうで、居住空間は旧型よりも拡大したということになります。
そしてロングホイールベースを利用して、先代までの3ドア車からリアシートへのアクセスが容易な5ドア車に設計を改めたというわけです。
一般的なFFではトラクションを得るために、駆動輪となる前輪に過重が掛かるように、どうしても重量物であるエンジンを前車軸の真上から外側に配置しなければならなくなります。
そうなると必然的に前方にフロントオーバーハングが突き出すことになるのですが、全長を長く取れないAセグメント車では、これはそのままデッドスペースになります。
ですが、トゥインゴのようなRRならば、エンジンを車体後端のトランク下に積むことになるので、衝突時の安全確保のためのスペースを残して、フロント部分をバッサリ断ち切ることができるわけです。
その結果、車内の有効空間を広げた新型トゥインゴは、ことパッケージングに関して言えば、旧型を一歩も二歩もリードしているということができます。
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