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セレナは自動ブレーキなどの安全装備が充実している

セレナは以前に購入検討していたのでかなりの回数試乗しています。ただ、マイナーチェンジ後にエマージェンシーブレーキが装備されてからは乗っていません。

2013年12月にトヨタ・ヴォクシー/ノアがフルモデルチェンジされるまではMクラスミニバンでは日産・セレナが最も販売台数が多かったのです。

しかしそれ以降はトヨタにおされています。一番の理由はストロング・ハイブリッドを導入してきたからでしょう。

セレナも一応ハイブリッドですが、ただ回生ブレーキが付いているだけと思って間違いありません。モーターのアシストはまったく体感できませんから。

燃費にもほとんど影響がなく、マイナー前のほうが燃費が良かったという声も聞くほどです。

ということで燃費ではトヨタのハイブリッドには対抗できず、TVコマーシャルでは先進の安全装備のほうを全面に押し出してくるようになりました。

日産も2016年秋ごろに予定されているセレナのフルモデルチェンジでは2リッターガソリンエンジン+モーターのストロング型ハイブリッドを出してくるはずです。エクストレイルに採用されたパワーユニットですね。

それでもトヨタのハイブリッドには燃費では若干劣るような気がします。やはりハイブリッドと言えばトヨタですね。一日の長があります。

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そして2015年4月にはホンダがMクラスミニバンのステップワゴンをフルモデルチェンジしてきました。

ステップワゴンにはハイブリッドの採用は見送られましたが、なんとダウンサイジングターボを搭載してきました。

1.5リッターのガソリンターボエンジンです。2リッター並みの最大トルクをわずか1500回転程度でだせ、4000回転くらいまでフラットトルクを実現しています。

すごく運転しやすいトルク特性のようです。

2018年のマイナーチェンジで次期ステップワゴン・スパーダにはアコードハイブリッドに搭載されているハイブリッドユニットを積んでくるとの噂もありますが、おそらくそれはないと思っています。

あのユニットは製造コストが高すぎで、いくら燃費が良くなるとはいえ、車両価格が跳ね上がってしまってはあまり意味がありません。

個人的にはこのダウンサイジングターボが好きです。とにかく運転しやすいです。欲を言うならばフォルクスワーゲンのように回生ブレーキを付けてさらに燃費向上させてほしいですね。

まあそれでもリッター17キロのカタログ燃費ならば十分です。

ホンダはオデッセイのフルモデルチェンジでは大失敗しましたが、ステップワゴンでは大成功ですね。乗り心地もかなり良いらしいです。

また、ステップワゴンにはホンダセンシングといって自動ブレーキや車線維持支援システム、アダプティブ・クルーズ・コントロールなどを付けることができます。

ということは、2015年6月の時点ではセレナを選ぶメリットはいったいどこにあるのでしょうか?

ノア/ヴォクシーにはハイブリッドがある。

ステップワゴンには軽快なダウンサイジングターボがある。

セレナには???

強いて言うならば、値引き額くらいでしょうか。

現時点で私がMクラスミニバンを購入するならば、間違いなくホンダのステップワゴン・スパーダを選びますね。

もちろん次期セレナには期待していますよ。

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ゼロ

ゼロ認定ライター

投稿者プロフィール

40代 男性 奈良県出身、京都府在住
クルマ大好き人間です。乗り心地に強い拘りを持っています。スポーツカーからミニバンへ。

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