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トヨタ・パッソ試乗 競合ライバル車は?ダイハツ・ブーンとの違いについて(6/8)

今回フルモデルチェンジしたトヨタのパッソですが、競合ライバル車との比較、そしてダイハツから販売されているブーンとの違いをお伝えしたいと思います。

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パッソの競合ライバル車は?

同じトヨタ車の中にはコンパクトカーと言えばヴィッツがあり、または日産ならマーチ、ホンダならフィット、マツダならデミオがあります。

しかし、ボディサイズで比較すると、ヴィッツ、フィット、デミオは全幅が1695mmとなっていますが、パッソは1665mmで、ライバル車より30mm小さいサイズとなっています。
全長に関しては上記3車種が3885mm~4060mmと大き目ですが、パッソは3650mmとかなり短くなります。
日産のマーチが全長が3780mmと、上記3車種よりも短いのですが、それよりでもパッソの方が230mmも短いです。

ということで、ボディサイズで言えばライバル車よりも、パッソはかなり小さいということになります。

また、エンジンの排気量でみると、1Lのエンジンは上記で挙げたコンパクトカーたちは、今はほぼ展開しておらず、同じトヨタのヴィッツだけが1Lのエンジンを展開しています。

燃費に関しても排気量が違うので単純に比較できませんが、パッソは1Lの排気量のエンジンであることを考えると、とてもいい数字が出ているのではないかと思います。

同じコンパクトカーと言えども、フィットはハイブリッドを展開していますし、マーチは2016年にフルモデルチェンジを予定していて、大きく変えてくるのではないかと予想されますので、この2車種はもはや、パッソのライバルではなくなってくるかと思われます。

デミオもサイズ的には小さいコンパクトカーではないことを考えると、パッソのライバル車は普通車ではいないのかもしれません。

ちなみに軽自動車に関しては、もちろんダイハツが軽自動車を作っていることからも意識はしているそうですが、軽自動車よりもパッソの方が構造なども強く、やはりライバルではないと言えます。

同じトヨタのヴィッツは、コンパクトカーでも高速道路の走行でストレスなく走れるように考えられているそうですが、パッソは基本的に街乗りを考えて設計されているので、そう考えると比較対象になってくるのはやり軽自動車なのではないか、と営業さんの話を聞いていて思ったりしました。

トヨタ・パッソ X Lパッケージ S

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ダイハツとトヨタ、どちらで選ぶ?

ダイハツで企画・製造された車を、トヨタが販売しているパッソですが、ダイハツからも同じタイプの車が当然ながら販売されています。
ダイハツのブーンですね。

ダイハツ・ブーン

ダイハツ・ブーン

ブーンとパッソ、何が違うのか?というと、エンブレムが違うだけです。

ダイハツ・ブーン

ダイハツ・ブーン

パッソのモーダは、ダイハツのブーンでは「シルク(CILQ)」という名称で展開されています。

他に違いがないのか?を確認しましたが、エンブレムだけ、ということで、金額的にも全く同じです。
もちろんお店によっての値引きは違うと思いますが、これまでトヨタでお付き合いがあるか、ダイハツでお付き合いがあるか?
とことん値引きを追求するなら、トヨタとダイハツで相見積りをとるか・・・ですね。

それ以外の違いと言えば、トヨタカローラの方が全国的に営業所が多いと思われるので、旅先などで何かあった時に飛びこめると考えると、トヨタを選んでもいいのかもしれません。
もちろん、ダイハツの営業所がが自宅から近いなどの理由があれば、日々のメンテナンスで便利な方で購入しても良いかと思います。

パッソのライバル車はブーンのみ

ということで、パッソには現在、ライバルというライバルがいないということになるかと思います。

他のコンパクトカーたちが大きくなっていく中で、1Lエンジンで突き詰めて勝負しているということがよくわかりました。

軽自動車は嫌だけど、小さい車が欲しいというニーズにぴったり合っているんだな、と改めて納得。
幅広いユーザー層に合わせて2タイプの設定があるというのも、しっかり考えられて開発されていますね。

パッソの競合ライバル車は、やはりダイハツのブーンということになるのではないでしょうか。

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和知 まりあ

和知 まりあ認定ライター

投稿者プロフィール

30代 女性 神奈川県在住

猫好きの運転好きの30代晴れおんなです。いろんな車に乗るのが好きで、カーシェアーにも登録しました!

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