レクサス・NX試乗　インパネデザインは賛否両論あり、質感は申し分なし（4／10）

レクサス・NXのインテリア第一弾として、インテリアカラーのバリエーションやシートマテリアルについて紹介してきました。
続いては、インテリアの中でも主にインパネ周辺についてです。

まず、インテリアに関しては全グレード共通している部分が多くなっています。
スポーツモデルの”ＦＳＰＯＲＴ”で差別化されている部分もありますが、その辺は違いも含めて紹介していきます。

賛否両論ありのインパネデザイン

まずはインパネからですが、特徴的なデザインではないでしょうか。
レクサス・NX　インパネ

ユーザーレビューでは意見が様々でした。
良い意見もあれば悪い意見もあったので、私も前から気になってはいました。
レクサス・NX　インパネ

ボタン類も触れてみれば質感が良いですし、ボタンが手前に位置することで実際に使用するにあたっても押しやすさがありました。
ハザードランプの位置などは手をのばした位置上にあり、安全面でも安心出来るポイントかと思います。

NXは運転席・助手席独立温度調整のできるオートエアコンです。
レクサス・NX　エアコン操作部

花粉除去モードにナノイーにクリーンエアフィルターも全グレード標準装備です。
時計はアナログになり、全グレードに標準装備されています。
電波時計かと思ったのですが、残念ながら電波時計が採用されているのはＬＳのみだそうです。

普通に運転席に座っている分には、個人的には悪くないと思いました。
ただやはり受け止め方というのは様々になるのでしょうか・・・
それぞれの質感に関しては、さすがのレクサスといったところで申し分ありません。

それぞれの目的を果たしたグレードごとに変わるメーター

グレード間の違いの１つに挙げられるのがまずはメーター！
ここはハイブリッドモデル、スポーツモデル、ベースモデルとで変わります。

ＮＸ３００ｈ”ｖｅｒｓｉｏｎＬ”はハイブリッドモデルの２眼式オプティトロンメーター。
レクサス・NX　２眼式オプティトロンメーター

ドライブモードをＳＰＯＲＴにすることで、ハイブリッドインジケーターからタコメーターへと切り替えることが出来ます。
レクサス・NX　２眼式オプティトロンメーター

メーターの中央には４．２インチＴＦＴカラーインフォメーションディスプレイがあります。
こちらにはエネルギーモニターや平均燃費や航続可能距離などの各種情報が表示されます。

ハイブリッドモデルと対象的になるのがスポーツモデル。
レクサス・NX　２眼式オプティトロンメーター

ＮＸ２００ｔ”ＦＳＰＯＲＴ”のメーターです。
メーターはＦの存在感を主張するホワイトのリングをあしらった専用メーター。
レクサス・NX　２眼式オプティトロンメーター

マルチインフォメーションディスプレイには油温計、油圧計、ブーストメーター、Ｇモニターが表示されます。
ターボチャージャーのブースト状況や加速時やコーナリング時の重力加速度の視覚化を実現、車との一体感を味わうことが可能です。

ベースモデルと展示車だったＮＸ２００ｔ”ＩＰａｃｋａｇｅ”のメーターは確認出来ませんでしたが、見え方としては他のグレード同様です。
左側に７０００回転までのタコメーター、中央には４．２インチＴＦＴカラーインフォメーションディスプレイが配置されています。

ステアリングイッチの扱いやすさも良い感じ

ステアリングは全グレード電動パワーステアリングになります。
本革ステアリングになり、パドルシフトも付いています。
ここもグレード間で違いがあります。

ＮＸ２００ｔ”ＦＳＰＯＲＴ”は左右のグリップにパンチングレザーを使用した”ＦＳＰＯＲＴ”専用ディンプル本革ステアリングとなっています。
レクサス・NX　ステアリング
”ＦＳＰＯＲＴ”のエンブレムもありますね。

他のグレードになると見た目は共通になります。
レクサス・NX　ステアリング

あとはステアリングヒーターがベースモデル以外に標準装備となっています。
よくありがちな木目調が施されている設定はありません。

ステアリングスイッチの部分も見ていきましょう。
レクサス・NX　ステアリングスイッチ

レーダークルーズコントロールとレーンディパーチャーアラートのオプションを装備していると、一番右下のステアリングスイッチに配置されます。
こちらは装備されていないものなので、目隠しされていますね。
マルチインフォメーションディスプレイの切り替えは左上のスイッチにて可能です。

また、左側の下にある人が話しているボタン・・・これは何だと思いますか？
このスイッチを長押しして音声対話システムに接続、「エージェント」と呼ばれるこの機能で大体の要望はクリアするのだとか（笑）
ここまで来ると至れり尽くせりですよね。

インテリア第二弾としてインパネ～ステアリングについて紹介しました。
次は第三弾として紹介しきれていない部分を更に伝えていきます。

【次へ】レクサス・NX試乗　スイッチの多さだけ装備が充実（5／10）

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