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ホンダ・新型N-BOX試乗 走りと乗り心地がさらに向上(3/5)

今やN-BOXと言えばホンダの軽自動車と子供から大人まで誰でも知っている最近のホンダでは大ヒットした軽自動車ではないでしょうか。
今年9月にホンダのN-BOXが満を持してフルモデルチェンジを遂げました。
ここではそんなN-BOXの走りと乗り心地をご紹介します。

ホンダ・N-BOX(ベースタイプ) 左斜め後ろから

ホンダ・N-BOX(ベースタイプ) 左斜め後ろから

フルモデルチェンジでN-BOXの走りは変わったのか?

初代N-BOXというと、ノンターボ車であっても街乗りで心地の良い加速感と軽快な走りという部分で他社を圧倒していたのですが、これはモデル末期まで他社の追従を許す事はありませんでした。

というのも、初代のN-BOXが採用していたのはDOHC(ダブルオーバヘッドカムシャフト)でした。

N-BOX以前のライフやゼスト等の車には、シングルタイプのカムシャフトを採用していましたので走りに歴然の差を感じたのを覚えています。

更に他社のノンターボ車は48馬力から54馬力のエンジンを採用しているのにホンダのみ58馬力と馬力が高く、間違いなく走る理由がぎゅっと詰め込まれた車でした。

ホンダ・N-BOX 運転席

ホンダ・N-BOX 運転席

そこで今回のフルモデル後のN-BOXに試乗してみると、今までのN-BOXよりも更に軽快に走るというのが一番の印象でした。

今回のN-BOXにはDOHCに加えI-VTEC なるホンダのVTECエンジンの進化形であるエンジンを採用しているから当然の走りと言える様でした。

更に気になったのが、今までのN-BOXを含むNシリーズの車特有の加速時のカラカラ音も気にならず、とても快適な試乗ができました。

今回のエンジンは初代のDOHCとI-VTCが融合したものの様で、馬力は58馬力と今までの馬力をしっかりと維持する事で、走りを損なうことなく燃費の向上ができているようです。

また、走りを追求するホンダならではのこだわりが馬力を落とさずに燃費の向上をする事の様なのですが、今回のN-BOXであれば、街乗りは勿論高速道路の運転もノンターボでもグイグイ走れるようなイメージでした。

2017年9月にフルモデルチェンジした2代目N-BOX

2017年9月にフルモデルチェンジした2代目N-BOX

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後部座席の乗り心地が向上

初代N-BOXに乗っておられる方で気になるのはどんなところでしょう?

ちなみに私が初代N-BOXに乗っていて気になるところと言えば、後部座席の突き上げ感です。

初代N-BOXの突き上げは段差などで気を抜いていると、内臓まで響くような突き上げる振動がありました。

しかし、今回の後部座席にはそのような酷い突き上げ感も感じられず、快適に乗る事ができる様です。

また、今回フルモデルチェンジによって室内の広さなどは変わっていませんが、静粛制が向上しており、車内での会話も大きな声でしなくてもしっかりとできるようになっていました。

その為、初代N-BOXで感じられた後部座席の孤独感という物がかなり解消できているようです。

ホンダ・N-BOX 後席

ホンダ・N-BOX 後席

IRカットは健在

今や保温と言えばIRカットガラスというくらいIRカットガラスをN-WGN以降の車種で採用してきましたが、今回のN-BOXにも採用してあるなど、室内の快適性という面では今までの軽と比べると向上しているようです。

IRカットガラスのおかげで、熱が入り込みにくく、夏場のジリジリした厚さを感じにくくなっているのが何よりも良いですよね。

今回は、N-BOXの走りと乗り心地についてご紹介しました。

さすが人気モデルのフルモデルチェンジという事で、今までの部品をほとんど見直しているとのことで、今回のフルモデルチェンジにはかなりの気合が入っているなと感じました。

N-BOXにはターボ車の設定もありますので、走りを楽しみたい方にはそちらもお勧めです。

ホンダ・N-BOX 前席

ホンダ・N-BOX 前席

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k-yuuki認定ライター

投稿者プロフィール

30代 男性 熊本県在住

土曜日には洗車をして日曜には家族を連れて釣りやドライブを楽しんでいます。

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