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ホンダ・N-ONE試乗 安全装備について(5/8)

軽自動車と言えば、どうしてもボディが小さい分事故になった時のことが心配ですよね。
車がグシャッといってしまうようなイメージ・・・。
今回N-ONEを試乗させて頂いて、安全装備についても聞いてきましたのでご紹介します。

ホンダ・N-ONE Premium

衝撃を上手に抑えてくれる衝突安全技術「G-CON」

「事故したらボディがグシャッとなりますよ」と営業さんに言われてちょっと青くなりました、私。
するといやいや、グシャッとなるという意味は「車の方で衝撃を受け止めて、乗ってる人と事故を起こしてしまった相手の車や巻き込んでしまった人を守るんですよ」とのこと。
ホンダのボディには衝突安全技術の「G-CON」という技術が使われていて、万一の事故のときに「衝撃を上手に抑える」ようにすることで「安全なクルマ」となっているんだそうです。
なるほど、軽だから車体が弱くてグシャッとなっちゃうワケじゃないんですね。
軽であっても「車体の基礎はしっかりしています」とのこと。

あんしんパッケージが選択できるように

N-ONEは新しくなって、安全装備の「あんしんパッケージ」がどのタイプでもメーカーオプションでつけることができるようになりました。
標準装備ではないですが、こういった安全装備の設定が選べるか選べないかでは全然違いますよね。
付けたくても付けられないということほど悲しいことはありません。
「あんしんパッケージ」とは、自動ブレーキの「シティブレーキアクティブシステム」と「サイドエアバック」がパックになったものです。
マイナーチェンジをしてつけることができるようになったこのシステムを続いてご紹介します。

自動ブレーキのシティブレーキアクティブシステムについて

新しくなったN-ONEにはメーカーオプションで装備可能な「あんしんサポート」という安全装備があり、そのサポート機能の一つに「シティブレーキアクティブシステム」という自動ブレーキシステムがあります。
この機能を付けると、バックミラーの後ろにセンサーが付きます。
ホンダ・N-ONE 自動ブレーキセンサー
このセンサーによって、前方車両との衝突回避・軽減してくれるのみ見張ってくれている訳ですね。
2013年から新たに開発されたこの「シティブレーキアクティブシステム」ですが、ホンダでは軽自動車のNシリーズには今はどのタイプにも装備できるようになっています。

また、衝突軽減機能の自動ブレーキとは別に、前に車や障害物がある時にアクセルを踏み込んでしまっても、急発進を抑えてくれる誤発進抑制機能も付いています。
よくニュースなどでやっているコンビニの駐車場でアクセルとブレーキを間違えて踏み込んで突っ込んでしまったという事故などを防いでくれるというものです。
アクセルとブレーキを踏み間違えるなんて・・・と思ってしまいますが、人間ですからいざという時、何をやってしまうかわかりません。
こうした安全装備は万一に備えての機能として、ぜひお守りとして付けたいものです。

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2つのサイドエアバックシステムで安心

本当に事故が起きてしまった時、乗っている人を守ってくれるのがエアバックですよね。
正面のサイドエアバックはもちろん基本ですが、衝突時の横からの衝撃から守ってくれる、サイドカーテンエアバックと前の席用のサイドエアバックが、あんしんパッケージを選べばついてきます。
前席はこのフロントガラスの横のピラー部分からサイドエアバックが出ます。
ホンダ・N-ONE サイドエアバック

このサイドのエアバック、とても大事だと思うのです。
事故って横からぶつけられたりする場合も多々考えられます。
正面の事故だけだったら正面のエアバックだけでいいかもしれませんが、事故ですからどこから何がどうなるかわかりません。
運転席と助手席に関しては、正面のエアバックに加えてシートの横、腕の部分くらいからもエアバックが広がるので、横揺れの衝撃から守ってくれます。

サイドエアバックには2種類の機能があり、一つは「前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)」、もう一つは「サイドカーテンエアバッグシステム(前席/後席対応)」というものです。

運転席と助手席の容量が変化するタイプのエアバックというのは、実際に開いた際のエアバックでの衝撃を低くするために、広がる速さや中の空気の圧力が衝突速度に合わせて2段階にコントロールされて作動するというものだそうです。
ざっくりなイメージで言うと、開くのは早く、でも人に優しいエアバックという感じでしょうか。
エアバックでさらに体へのダメージが広がるということを抑えてくれる訳ですね。

そしてサイドカーテンエアバッグシステムというのはその名の通り、横からの衝突時にカーテンのように広がるエアバッグのことです。
運転席・助手席に加えて、後部座席の人の為にもぜひ装備しておきたい機能だと思います。
特に小さなお子さんのいらっしゃるご家庭だと必須ではないでしょうか。

軽自動車でも安全装備が備わっていれば、安心して乗ることができますよね。
ぜひ車選びの際には安全装備についてもよくチェックしておかれることをおすすめします。

ホンダ・N-ONE Premium ツートーンカラー

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和知 まりあ

和知 まりあ認定ライター

投稿者プロフィール

30代 女性 神奈川県在住

猫好きの運転好きの30代晴れおんなです。いろんな車に乗るのが好きで、カーシェアーにも登録しました!

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