スバル・レヴォーグSTI Sport試乗 アイサイトがステレオカメラを採用する理由とは(4/11)
スバルがレーダーではなくカメラにこだわる理由
アイサイトについて営業さんの話をきいて疑問に思ったのが、なぜアイサイトはレーダーではなくカメラを採用しているのか?
ということでした。
カメラではなく、レーダーの方が素人的に何となく性能がイイような気がしたので・・・。
実際、他メーカーでは上位車種の安全装備にはレーダーが採用されています。
また、スバルのカメラは人やバイク、自動車なども認識できるのに、他のメーカーではそれらを認識できるとは大々的に書かれていないのはなぜか?とも質問してみました。
営業さんからの回答として、まずレーダーは、出して、反射して戻ってくるまでの時間などで対象物を判断しますが、これはシステム的にはとても簡単なんだそうです。短時間で距離を測定できるし高性能なんだそうですが、レーダーでは人なのか自転車なのか、などの判断ができません。
そこでカメラが必要になるわけです。その為、他のメーカーでは、レーダーとカメラなどを組み合わせているだそうです。
そしてもちろん、スバルだってレーダーの性能は認識されていて、いち早くレーダーを試しているんだそうです。
安全装置に関して国内で一番最初に開発を始めたのはスバルで、他のメーカーが通った道はもうスバルははるか前に通っているんですね。
そしてレーダーだと細かいところまで認識できない、むしろカメラの方が良い、という結論に至って、左右2つのカメラ「ステレオカメラ」、そしてカラー認識を選択することになったわけです。
ではなぜ他メーカーではカメラを採用しないのか?
カメラで細かい認識をできるようにするには、プログラミングも細かく必要になるため、一番手間がかかるんだそうです。
道路状況やその車での見え方、また人・バイク、自転車などに対しての反応(これらは形もスピードも違うため)、試験などを何度も繰り返してデータをとらなければならず、また一車種ずつその車に対応したプログラミングをする必要があるので、とてもとても手間がかかって、つまり開発に時間がかかるんだそうです。
しかし、スバルがこのカメラのシステムを採用しようと決めたのは、スバルが取り扱っている車種が少ない為に、その車毎にプログラミングを作ることができるからなんだそうです。
そして、プログラミングできたからこそ、レヴォーグにはアイサイトバージョン3が搭載されています。
他のメーカーもいずれはカメラを採用する日がくるかもしれません。
しかし、それでもカメラを採用していくにはプログラミングの時間がとてもかかるでしょう。そうすると、上位車種から対応となると思われますが、では下位車種にそのカメラの安全装置がつくのはいつになるのでしょうか?恐らくすぐには搭載されないですよね。
しかし、スバルはどのスバル車にもアイサイトがつきます。
まずはバージョン2ですが、プログラミングが終わった順にバージョン3になっていきます。
現在バージョン3が採用されている車種はレヴォーグ以外にも、レガシィ アウトバック、レガシィB4、フォレスター、スバル XV(ガソリンモデル)、インプレッサスポーツ、インプレッサG4、WRX S4とほとんどの車種に採用されてきています。
他メーカーが全てに同じレベルの安全装置が採用できるようになる頃には、スバルはもっと先をいっていることになるのでしょう。
やはりアイサイトへの自信はすごいですね。
アイサイト以外の安全装備アドバンスドセイフティパッケージ
アイサイトは基本的にスバルの車に装備されていますが、レヴォーグには他にメーカーオプションで付けることができる「アドバンスドセイフティパッケージ」という安全システムのパッケージが用意されています。
スバルリヤビークルディテクション
まず「リヤビークルディテクション」という後方警戒支援システムです。
基本的にはアイサイトは運転者の目の補助であるので、後ろなどは見えませんから、後部にいる車への意識は弱くなります。
それらに対応する為に、車体後部のセンサーで後ろから近付く車を、ドアミラーのインジケーターやアラームで知らせてくれます。
輸入車にはよく装備されているシステムという印象ですが、レヴォーグにこれを付けることができるんですね。
サイドビューモニター
そして、ドアミラーのカメラの映像が見ることができるというサイドビューモニター。
運転席から見えにくい助手席側のサイドの映像をみることができるんですね。便利です!
さらにハイビームアシストや、アイサイトのアラームなどを運転しながら分かり易く認識できるようにフロントガラスに映し出されるアシストモニターもこのパッケージに入っています。
ちなみに、今回レヴォーグの試乗で、一度だけカーブで白線を踏んでしまって警告音がなりました。
その時、ただアラーム音が鳴るだけでなく、フロントガラスにアラームのLEDランプが点灯しました。
アラーム音はアイサイトによるものですが、LEDランプの点灯はアイサイトアシストモニターによるものです。
何のアラームかな?と思った私には、そのLEDランプの色が視界に入ってきたので、これは意外と便利だなと思いました。アラームが鳴るだけだと、何の警告?とうるさく感じるだけになりがちだと思うのですが、LEDランプで示されるとより注意する気がします。
つまりセイフティパッケージは、つけていると便利!と思える機能を集めたものなんですね。
実際にこのアドバンスドセイフティパッケージは、購入者の方は大体オプションでつけるのだそうです。
スバルの安全装備アイサイトまとめ
営業さんのアイサイトへの自信に満ち溢れた説明には少し圧倒されるほどでした。
しかし、知れば知るほどスバルのアイサイトが他メーカーよりも一歩先ゆくシステムなのだと実感しました。
台風や大雪、霧などの視界が悪い時にはやはり使えないということでしたが、それは運転者の目の支援をするというコンセプトなので、人間の目でも判断できないならば、カメラが判断できないというのも当然だと思います。
どんなに素晴らしい安全システムだったとしても、実際に車をコントロールするのは人間です。
限りなく人間の目に近い判断ができるまさに運転支援システムとして、アイサイトが国内外から評価を受けているということを改めて知ることができました。
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