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ホンダ・フリード、スパイク試乗 ハイブリッド車とガソリン車の違いについて(5/7)

メーターの違い

「ちょうどいいホンダ」のコンパクトミニバン、フリードのハイブリッド車とスパイクのガソリン車に試乗してきましたので、色々比較してみたいと思います。
まずガソリン車でもハイブリッド車でも、運転席からの視界は大きく変わりませんでした。
が、もちろん違いはあります。
例えばメーターは仕様が違うものになります。

ホンダ・フリード ガソリン車メーター
ガソリン車のメーター

ホンダ・フリード ハイブリッド車メーター
ハイブリッド車のメーター

また、どちらにもメーターのところに液晶のパネルがあり、ここにリッター何キロで走っているのかわかるように表示されます。

ホンダ・フリード ガソリン車メーター
ガソリン車のメーターアップ

これで走っていると楽しいので、これはゲーム感覚のようだなとも思いました。
これは最近のホンダ車には大体付いているそうですが、ガソリン車よりもハイブリッド車の方がメーターの上限が大きいことに、ハイブリッドの方がエコなんだな、と当然のことを思ったり・・・。
ハイブリッド車にはモニターの切り替えがいくつかあり、その一つ一つがエコドライブを楽しくできるように工夫されています。

ホンダのハイブリッドは静粛性よりも走り重視

さて今回、私はホンダのハイブリッド車を運転したのは初めてで、その動きにちょっとびっくりしました。
ハイブリッド車はガソリン車に比べて車内はやはり静かでしたが、トヨタ車などと違ってホンダ車は最初からエンジンも一緒に動いているそうで、走り出しがモーターだけでものすごく静か!みたいなことはありませんでした。
どちらかというと、エンジンの音がとても抑えられている・・・といった印象をうけました。
そして、走り出しに力強さがあるような感覚があり、これが最初から一緒に駆動している力なのかしら?とも。
トヨタ車のように、モーターだけから始まって、ある基準を超えるとエンジンがかかり一緒に走って、そしてもっとスピードを上げた時にエンジンのみになる、という流れはホンダ車にはあまりなく、あくまでエンジンの補助をどれだけモータがしているのか、という割合の問題のように感じました。

走り出しにはエンジンにモーターの力が後押ししているような感じで、例えると電気自転車のアシスト機能のようです。
走り出しで一番力を使うところにアシスト力があるので、アクセルをふかすこともなくスピードを出していけるような感覚でした。
信号で止まると自動でエンジンが止まり、アイドリングストップをします。
メーターのモーター表示が「緑」と「青」で変わるのですが、モーターがアシストしながら走っていたりすると「緑」、アクセルから足を離して惰性で走っていても「緑」、本当にスピードを出していくためにアクセルを踏んでいる時にだけ「青」、というように、今がどんな走りの状態かちょっと見でも理解することができます。

ホンダ・フリード ハイブリッド車

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ハイブリッド車とガソリン車ならどちらを選ぶか?

ハイブリッド車とガソリン車、どちらを選ぶかという基準として、ホンダの営業さんのお話では、
「毎日車に乗るけれど、駅までのお迎えなど短い距離を何回もという人よりは、週末プラス平日を数日でいくらか走る距離がある方がハイブリッド車としてお得です。」
と説明してくれました。
ホンダのようなシステムだと、走り出しからエンジンはかかっているので、動いたり止まったりが多いと通常のガソリン車からちょっと燃費がいい、くらいにしかならないそうなんです。
それで数十万高くなるハイブリッド車を選ぶのか、という問題になるわけです。
むしろ、高速などである程度スピードを出して、そのまま惰性で走れる方が、モーターの力をうまく利用し、その上ガソリンエンジンの燃費を抑えることができる、という事でした。

もちろん、ハイブリッド車にすればまずガソリンを入れる手間がかなり減りますし、エコカー減税などの恩恵もあるので、ガソリン車とハイブリッド車の間には差があるのですが、現実的にこの点だけで価格差を埋めるくらいの魅力があるのか?と問われると、ちょっと疑問にも感じますね。

ホンダ・フリード ハイブリッド

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和知 まりあ

和知 まりあ認定ライター

投稿者プロフィール

30代 女性 神奈川県在住

猫好きの運転好きの30代晴れおんなです。いろんな車に乗るのが好きで、カーシェアーにも登録しました!

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