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マツダ新型デミオ試乗 走りと居住スペースについて

CX-3を試乗の際に、同じクリーンディーゼル仕様のデミオも試乗しました。
デミオ2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したというのは後から知った話ですが(笑)、その実力はいかに?

デミオには1.5リッターのディーセル車(SKYACTIV-D1.5)と1.3リッターのガソリン車(SKYACTIV-G1.3)のいずれも設定があり、今回試乗したのはディーゼルタイプの中間グレード「XD Touring(クロスディーツーリング」。

マツダ デミオ クロスディーツーリング

ディーゼル車には、フロントグリルの真ん中に鮮やかなレッドラインが入っていて目を惹きますね。
そして、匠塗(TAKUMINUTI)のソウルレッドプレミアムメタリックというのを初めて間近で見ました。

マツダ デミオ

この日は少し小雨が降っていましたが、雨にもよく生える鮮やかなワインカラー。
デミオの中ではこのボディーカラーが一番似合っていてきれいだと思います。

デミオと言えば、コンパクトカーの中では個人的に正直候補には入っていませんでしたが、今回のモデルチェンジでかなりスタイリッシュになりイメージが変わりました。
最近のマツダの鼓動デザインというコンセプトが、世間の多くの人に受け入れられているのも納得。
欧州車を思わせるようなスタイルにオシャレ度が増して、若い女性の方が乗っていてもキマると思います。

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ディーセルエンジンはCX-3と同じSKYACTIV-D1.5

基本的にCX-3と同じエンジンで、後発で開発されたCX-3は車重が重い分(約100kg)、同じSKYACTIV-D1.5エンジンでも車重をカバーするだけの改良がなされているそうです。
CX-3にも試乗しましたが、デミオは車重が軽い分、同じスカイアクティブDでもほんの少しパワフルに感じました。
ディーゼルエンジンそのものが重いので走りももっさりしたイメージはありますが、実際試乗してみるともっさり感は全くなく、むしろ軽快に走ってくれた印象です。
ただガソリン車の走りに比べると軽快さという点では劣りますが、ディーゼルのトルクフルな力強い走りというのは断然違うと思います。

アイストップというアイドリングストップ機能が全車標準装備されていますが、エンジン停止時からの再始動の際も音はうるさくなく、エンジンのかかりもスムーズでした。
ただ、ガソリン車に比べるとやはり若干ディーゼルの音というのがしますが、個人的には全く問題なく許容範囲内です。

居住スペースは決して広くはない

営業マンからの話では、よくデミオの競合車となるのはフィット、アクアあたりになることが多いとのこと。
室内の居住スペースからいうと、デミオは圧倒的にフィットより狭いです。
後部座席に乗り込んだ時、正直狭いと感じました。

マツダ デミオ 後部座席
マツダ デミオ 後部座席

足元スペースがもう少し欲しいところです。

アクアとほぼ同じ居住スペースだそうで、アクアと同じとは・・・少し期待外れでした。
これはやはり鼓動デザインが影響しているように思います。
スタイルをよくしようとすると、どうしても室内にしわ寄せがきてしまうのは仕方のないことで、エンジンルームが長く空力抵抗を極限にまで押さえるがごとく前から後ろへ流れるようなデザインは、外観はとてもいいのですが、もう少し後部座席なんとかならなかったかな・・・
というのが少し残念でした。

一方、ラゲッジスペースについては申し分のない広さで、容量も十分でした。

マツダ デミオ ラゲッジスペース

買うならガソリン車かディーゼル車か

今回はディーゼル車に試乗しましたが、走りの良さを求めるなら断然クイーンデーセルだと営業マンの方も一押し。
トルクのある走りに加え、ガソリン車よりも燃費が良いこと、燃料代が安いことはやはり評価が高いと思います。

ただし車両価格そのものもディーゼル車の方がガソリン車よりも約40万程高いので、購入価格と維持費のトータル的な金額面でいうと、走行距離も多く、車検は3回以上は受けて長く乗るならディーゼル車、そこに走りを求めるならなおディーゼルでしょう。
しかし、それほど走行距離も走らず、パワフルな走りを求めないのであれば断然ガソリン車が良いのではないかと思います。

40万円の差はガソリンと軽油の違い、燃費の差、購入時のクリーンディーゼル補助金を加味してもトントンにすることは難しいと営業マン。
個人的には、それほど長く乗るかというとわからない、距離はそこそこ、走りは良いに越したことはないけど・・・となると、40万円の差が大きく、やはりガソリン車になりそうです。

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チビちゃん

チビちゃん認定ライター

投稿者プロフィール

40代 女性 三重県在住
ドライブ好きのアラフォー世代、一児のママ。

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