さてお楽しみの試乗インプレッションですが、まずはEVモードを試してみようと思ったもののハイブリッド用のバッテリーが充電不足だったためEVモードを試す事はできませんでした。
ある意味、カローラほどドライバリティの評価が難しいクルマも無いでしょう。こんな事を言ってしまうのも実も蓋も無いのですが、ほんの数km、10分ほど走ったくらいでは全く印象が残らないという、レビュー泣かせのクルマでもあります。
しかし、この可もなく不可も無くという、中庸さこそカローラの真骨頂でもあります。
中庸というのは、全ての基本性能の高さゆえに成せるもので、カローラが長年にわたって世界中のあらゆるユーザーの要望を満たしてきたのも、全ての基本性能の高さによる中庸=万能がもたらす物です。
今回も試乗レビューにカローラを選んでしまった事をちがう意味で後悔してしまっているくらいです。例によっては試乗車なので全開走行やコーナリングの限界を試すことは出来ませんでしたが、普通に走っている分にはなんら不満が出ないため、とりあえず選んでおいて間違いのないクルマのお手本といったところでしょう。
そうは言っても昔はカローラといえば、いくら基本性能のバランスが取れていてもどこかしら「所詮カローラ」という安っぽさが感じられた物ですが、ロードノイズも少なく、路面の振動も拾う事も無く、しっかり4輪が接地している事を感じられる点においては隔世の感を覚えます。
今の時代、安ければ安いなりのドライバビリティという商売は通用しない事をトヨタも熟知するほど、日本のクルマの文化も熟成の域にきているようです。
ただし「スポーツ」というだけあって、突き上げに対してサスペンションが固めと言うのは否めないかもしれません。
近距離移動がメインでクッションの柔らかいクルマを期待している方は、セダン・ワゴンの登場を待った方が良いでしょう。
とはいっても、場所柄大型トラックの通行が多く路面にうねりのある路面でも轍に取られることは無く、固いながらも路面の凹凸をいなしているのは、スポーツタイプながらもファミリーカーとして十分な快適性を有しているというのはなかなかのものでしょう。
凡庸かもしれませんが、例えば6速MTモデルにTRDのスポーツキットを組み込んで、サーキットを全開で走行したら凡庸なカローラとは違った一面を見せてくれるのではないか?と期待させてくれるものがあるかもしれません。
ただし、気になる点と言えば取り回しでしょうか。
スモールラップ衝突や対人衝突等、年々厳しきなる衝突安全基準に対応すべく、クラッシャブルゾーン確保のためにロングノーズになったりワイドトレッドになったりボンネットが高くなったり、随分ズングリした印象になってしまいましたが、それと引き換えに日常使用では四隅の視認性が悪くなり、全体的に大柄になる事で、入り組んだ路地での取り回しが面倒になるというデメリットもあります。
勿論ワールドカーという使命を背負ったカローラですが、ニッポンの代表的ファミリーカーがついに5ナンバーサイズから3ナンバーサイズとなり全幅が最早クラウンに迫る1790mmというのは果たしてカローラとして正義なのかは疑問に感じる部分ではあります。
名前こそカローラですがパッソ、ヴィッツ、アクアからのステップアップで乗ると、全幅の取り回しで戸惑う可能性があるかもしれません。
4ドアセダンのアクオスとステーションワゴンのフィールダーに関しては一部で5ナンバーサイズで続投という情報もあるようですが、セールスマンの話ではまだその辺の情報は全く来てないため、どうともいえないとのことでした。
正直なところこのサイズでリアセクション部分が付いて3ボックスセダン、ステーションワゴンとなれば、そのサイズは少し前のミドル~フルサイズセダン並みのとなってしまうことを思うと、今までのサイズのカローラでどうにか自宅の駐車場に出し入れできた、自宅周辺の裏路地をすり抜けることが出来たというユーザーには、あまり良い知らせでは無いかもしれません。
あなたの愛車にとんでもない価値があるかも!
古い年式でも、走行距離が10万キロ以上のクルマであっても意外な値段で売れることがよくあります。今乗っているクルマにこの値段が付くのであれば、新型に乗り換えたいな…ってなるかもしれません。
是非一度、ネットで無料一括査定をしてみることをおすすめします。
→ 大手を含む100社以上の車買取業者から、最大10社に無料一括査定依頼
あなたのカローラスポーツを1万円でも高く売りたい方へ
ディーラーに下取りを出すと損します。あなたが今お乗りのカローラスポーツを少しでも高く売るには、中古車一括査定サイトを利用するのがベスト。車両にもよりますが、平均するとディーラーの下取り額よりも数十万円高く売却することが可能です。
ディーラーよりもかなり高く売れる理由はカンタン。複数の中古車買取専門業者が競争するからです。こういった業者は10年以上乗った車でもバラしてパーツにして輸出したりして売るので、かなり古い車でも買取してもらえます。ディーラーだと逆に廃車費用を取られてしまいますが・・・。
新車の試乗や商談に行く前にまずは今乗っているお車の価値を把握しておくのも大切です。相場がわからないと相手(ディーラーの営業マン)のペースで商談が進んでしまいます。
そういった意味でも、次のお車を検討している方は、まず、今乗っている車を査定してもらいましょう。もちろん、以下に記した中古車一括査定サイトから申し込めば、査定は無料です。
査定の申込みは数分で完了します。今すぐお試しください。以下がおすすめの中古車一括査定サイトです。
ここでは6つ紹介しましたが、それぞれの一括査定サイトに参加している買取専門業者は異なるので、出来るだけ複数のサイトで査定申込みをしてみましょう。
状態の良い中古車をお探しの方へ
ネットで簡単に探せますよ。以下からどうぞ。
カローラスポーツの自動車保険を見直し検討している方へ
以下の一括見積サイトがおすすめです。比較検討して一番安く条件の良い自動車保険を探しましょう!
事故車を売却するなら・・・
廃車を売却するなら・・・
ドライバー必携のクレジットカード・ETCカード
- イオンカード(WAON一体型) がおススメです。入会金・年会費無料!ETCカードも発行・年会費無料、クレジットカードと同時に申し込めます。
- ENEOSカード はドライバーズNo.1カードです。ガソリン1リットルあたり最大7円引き。最大3%還元。年1回の利用で年会費無料。初年度年会費は無料。24時間365日全国ロードサービス!
新車を購入検討している方へ
オートックワンの新車見積もりサイトは、希望しない訪問は一切ないので安心して利用できます。手続きは1分で完了、複数の車種の見積り依頼で徹底的に比較できます。
カローラスポーツを自分でガラスコーティングしたい方へ
ピカピカレイン プレミアム という滑水性のガラスコーティング剤がおススメです。女性の方でも簡単に施工できますよ。
ネットでカローラスポーツの車検予約したい方へ
車検一括見積がおすすめです。一番安く済む車検店舗を探しましょう!
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。