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トヨタ・オーリス試乗 シンプルだけど色や素材にこだわった内装インテリア(4/8)

外から見ているだけではなかなかわからない内装インテリアについてですが、オーリスはシンプルでありながらも高級感のある内装でした。
この項ではオーリスの内装についてお伝えしていきます。

トヨタ・オーリス

トヨタ・オーリス

ハイブリッドGパッケージの内装

オーリスのインテリアは基本的にシンプルですが、色や素材などに凝っている印象で、高級感が漂う感じです。

特徴的だったのは、今回新たに追加されたハイブリッドの上位グレード「Gパッケージ」は、内装カラーが白で、シートやインパネ部分が白!

トヨタ・オーリス ハイブリッドGパッケージ 運転席

トヨタ・オーリス ハイブリッドGパッケージ 運転席

白の内装色というのは、やはりインパクトがありますね。
基本的にオーリスの内装色はブラックがメインとなるのですが、この「ハイブリッドGパッケージ」のホワイトインテリアはブラックとはかなり印象が違いました。

こちらは内装色がブラックの「150X」のインテリア。

トヨタ・オーリス 150X 内装色ブラック

トヨタ・オーリス 150X 内装色ブラック

こちらが「ハイブリッドGパッケージ」のホワイトインテリアです。

トヨタ・オーリス ハイブリッドGパッケージ 内装色ホワイト

トヨタ・オーリス ハイブリッドGパッケージ 内装色ホワイト

こうして見比べると、同じオーリスとは思えない程の違いですね。

ハイブリッドのGパッケージを選ぶと、このホワイトインテリアに自動的になってしまうので、他のインテリアカラーが良い場合はGパッケージは選ばずにオプションで必要なものを追加することになります。
このホワイトインテリアを選びたいならば、ハイブリッドGパッケージを選ばないといけないということになります。

またハイブリッドGパッケージのシート素材は、本革とウルトラスエードというバックスキン素材を組み合わせた上質なシートになっているので、座り心地も他のファブリックとは違って良かったです。

トヨタ・オーリス ハイブリッドGパッケージ 運転席シート(本革×ウルトラスエード)

トヨタ・オーリス ハイブリッドGパッケージ 運転席シート(本革×ウルトラスエード)

120Tの内装はインパクトあり

ハイブリッドGパッケージ以外にも、ターボエンジンの「120T」の内装は、インパネ部分がオレンジの木目調でオシャレだな、と感じました。

トヨタ・オーリス 120T インストルメントパネル加飾(木目調)

トヨタ・オーリス 120T インストルメントパネル加飾(木目調)

オレンジの木目調って、ありそうでなかなかないデザインですよね。

シートのデザインもステッチ使いが好印象で、一目見てカッコイイと思いました。
この「120T」のシート素材も本革とバックスキン素材のウルトラスエードが使われていて、スポーティーかつ上質なシートとなっています。

トヨタ・オーリス 120T シート表皮(本革×ウルトラスエード×合成皮革)

トヨタ・オーリス 120T シート表皮(本革×ウルトラスエード×合成皮革)
(Photo by TOYOTA WEBcatalog)

ただ、このような「120T」や「ハイブリッドGパッケージ」のようなグレードは、内装の色使いが特徴的なので、オオッ!といった印象を受けますが、ブラックのみのオーソドックスなグレードインテリアは、特に可もなく不可もなく・・・といった感じだと思います。

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エアコンのデザインはプリウス風

オーリスのエアコンは、新型プリウスのエアコンに似たデザインのもので、シンプルだけど洗練された印象のデザインです。

トヨタ・オーリス ハイブリッドGパッケージ エアコン

トヨタ・オーリス ハイブリッドGパッケージ エアコン

操作性も悪くなく、直感的にすぐに使えました。

収納よりデザイン性を重視した?

オーリスの収納に付いてですが、フロント部分などの収納は基本的に少ないと感じました。
使い勝手などよりデザイン性が優先された印象です。
それがつまりスタイリッシュさにつながっているんだろう、と思いました。

インテリアのデザインはすっきりとした洗練された印象で、パネルの色やツヤが高級感を演出してるとカッコよさに驚きましたが、実際の収納に関しては、グローブボックスとコンソールボックスだけで、あまり物は入らなさそうだな、と思ったりしました。

トヨタ・オーリス グローブボックス

トヨタ・オーリス グローブボックス

コンパクトカーだとフロントパネルなどに細かな収納が多い車種もありますが、オーリスはそこを目指してはいないようですね。
ペットボトルなどのスペースはありましたが、もう少し収納があれば便利かなと思いました。

しかし、どのグレードでも作りはしっかりしていて、シンプルだけど上質感があります。

ラゲッジスペースの床下収納は2段式

オーリスのラゲッジスペースは、コンパクトカーの中では広い方だと思います。
実際に同じ排気量クラスでは、トップクラスの荷室容量で、奥行きも十分あり開口部も広いので、荷物の積み下ろしも楽にできそうな感じです。

トヨタ・オーリス ラゲッジスペース

トヨタ・オーリス ラゲッジスペース

後部座席も倒れるので、長い物も入れることができるようになります。
ただ、座席は倒れますが、完全フラットにはならず、少し段差はできてしまいます。
これはしょうがないですね。

オーリスのラゲッジスペースで良いなと思ったのは、ラゲッジスペースの下に浅い床下収納スペースがまず一段あり、

トヨタ・オーリス ラゲッジスペース 床下収納

トヨタ・オーリス ラゲッジスペース 床下収納(1段目)

さらにその下に、パンク用品など付属の工具を入れておけるという、床下収納が2段式になっているという点です。

トヨタ・オーリス ラゲッジスペース 床下収納(2段目)工具入れ

トヨタ・オーリス ラゲッジスペース 床下収納(2段目)工具入れ

通常のラゲッジスペースの下に、床下収納がまず1段あるので、そこに常時入れておきたい小物を入れておけるのが便利ですよね。
ラゲッジスペースに、中途半端に小物が転がっていることも良くあると思うので、このスペースはよく考えられて作れらていると思います。

車内の居住空間は広いか?

後部座席の居住性についていですが、座ると少し膝の前は狭いかな、という印象でした。
足元スぺースは、それほど広いという感じではありませんが、決して狭いということでもありません。

実際に座ってみると、これくらいです。

トヨタ・オーリス 後席足元スぺース

トヨタ・オーリス 後席足元スぺース

ちなみに、オーリスを見た後に、展示車のプリウスにも座ってみたのですが、実はオーリスとそんなに変わらなかったので、車内の印象の違いであまり広くないと感じたのかもしれません。

そして、頭の上のスペースはこれくらいです。

トヨタ・オーリス 後席ヘッドクリアランス

トヨタ・オーリス 後席ヘッドクリアランス

頭上もすごく広いというほどではないですが、足元スぺースと同じく、決して狭いという感じでもありません。
オーリスのボディサイズで考えれば、妥当な広さだと思いました。

オーリスの内装についてですが、営業さんのお話ではトヨタが自信をもっているとのお話をされていました。
競合ライバル車であるフォルクスワーゲンのゴルフやアウディのAクラスに対抗できるように考えられているんだそうです。
確かにそれらのメーカーの車をライバルと考えるなら、良いものにしないとヨーロッパで対抗できないですもんね。
シンプルだけど高級感のある内装は、やはり欧州車を意識してつくられているのだと、改めて感じることができました。

トヨタ・オーリス ハイブリッド

トヨタ・オーリス ハイブリッド

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和知 まりあ

和知 まりあ認定ライター

投稿者プロフィール

30代 女性 神奈川県在住

猫好きの運転好きの30代晴れおんなです。いろんな車に乗るのが好きで、カーシェアーにも登録しました!

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