2016年4月にトヨタのオーリスにハイブリッドモデルが追加されたということで、新たに追加設定されたハイブリッド車と従来から販売されているガソリン車を比較してみようと試乗させてもらいました。
オーリスは知っている人はよくご存知の通りですが、トヨタの国際戦略車としてヨーロッパで主に力を入れて販売されている3ナンバーサイズのモデルとなります。
フォルクスワーゲンのゴルフが最大の競合車となるようですが、オーリスのガソリン車は排気量が「1.5L」「1.8L」さらには「1.2Lターボ」という3展開の珍しいモデルです。
そこに今回、新たにハイブリッド車が追加になり、さらにパワートレーンが拡大されました。
今回はエンジンのサイズの違う3種類の車に試乗してきたので、その乗り心地をお伝えしたいと思います。
まずは売れ筋グレードの1.5Lエンジンに試乗
オーリスの中で一番売れているグレードということで、まずは1.5L車に試乗してみました。
試乗車のグレードは1.5L車の「150X」、ボディカラーはレッドマイカメタリックでした。
走り出しは特に不満もなく、感想としては普通かな、という印象。
ガソリン車らしい走り、という感じです。
オーリスは走りが売り!という車なんだとは思いますが、特にそこまで面白みは感じず。
エンジンも、悪くはないとは思いましたが、かといってすごくイイ!という感じもなく、車内ももちろん静かだとは思いましたが、それはヴィッツなどのコンパクトカーと比べて、という感じです。
悪くないんだけれど、しかしそれ以上でもない、というのが正直な感想です。
車内のデザインはなかなか高級感があるとは思ったのですが、それはオーリスであれば基本的には同じようなので、他のエンジンを試してみたいと思ってしまいました。
「150X」のメーターはトリプルでしたが、ちょっと地味かな、という印象の方が強かったです。
クラシックなというか、少し古いような感じもしました。
ダウンサイジングターボの120Tに試乗
続いて試乗したオーリスは、上位グレードとなるターボエンジンの「120T」です。
ボディカラーは、ちょっと珍しいカラーで「シトラスマイカメタリック」でした。
まず走り出しですが、150Xと比べて少し弱いような気がしました。
しかし、直線コースになって、少しスピードが出せる道でアクセルをぐっと踏み込んでみたところ、40キロを超えたくらいから、グンと後ろから押されるような感覚があり、
「これがターボのパワーか!!面白い!!」
と、思わず嬉しくなるほどでした。
簡単に100キロくらいは出てしまいそうな勢いだったので、すぐにブレーキでスピードは落としましたが、
これはきっと、高速を走るには面白い!
と、ワクワクするような感覚でした。
しかし、走り出しで加速が幾分ゆっくりなような感覚だったので、街中で走る時には若干ストレスを感じるかもしれないですね。
試乗でも、まっすぐのところはとても楽しく走れたのですが、住宅街に入って少し細い道を走る、信号で止まる、という時に、もうちょっとパワーが欲しいかな、とも思いました。
NA車とターボ車という性質の違うエンジンだったので、それぞれの特徴があるかと思いますが、1.5Lの「150X」と比較すると「120T」の方は、ターボの力もあってスピードがのれば気持ちよく、キビキビと走ってくれるような印象でした。
そして「120T」のメーターは、スピードメーターとタコメーターの間に、液晶のマルチインフォメーションディスプレイがあり、「150X」とはまた違うタイプのメーターとなっていました。
「120T」は去年のマイナーチェンジの際に追加となったモデルなので、メーターも新しいタイプのものになっているようです。
新しく追加されたハイブリッドモデルの走行性は?
そして追加モデルのハイブリッド車に試乗!
今回試乗させてもらったのは1.8L+モーターのハイブリッド車で、グレードは「Gパッケージ」でした。
ボディカラーは人気色の「ホワイトパールクリスタルシャイン」です。
さて、オーリスハイブリッドの走行性ですが、もちろん走り出しがとても静かで、当然かもしれませんが、ガソリン車と車内の音が全く違いました。
しかし、走り出しで少し時間がかかるところが気になりました。
というのも、試乗中の走り出しではすぐにエンジンがかかってしまうことが多かったのです。
モーターだけの力で走り出しをセーブすると、もう少し早くスピードが出ないかしら、と思ったり。
エンジンの力が加われば馬力的には問題ないように思いますが、いずれにしても出だしはモーターだけで走り出すので、スピードが出るまでに時間がかかるような感覚がしました。
そして加速に時間がかかるような気がするので、アクセルを踏み込んでしまうから、ハイブリッドにしては燃費がそれほどよくないのでは、と思ったりもしてしまいました。
もちろんガソリン車よりは断然燃費はよくて、カタログ燃費は30.4km/Lとなっています。
そしてメーターは、「120T」と同じく真ん中にマルチインフォメーションディスプレイがあるデザインで、見てていて分かりやすかったです。
シートの座り心地は好印象
オーリスのシートの座り心地ですが、直感的に良いなと思いました。
ホールド感のあるシートで、これは長時間・長距離運転しても疲れないんじゃないか、と思わせてくれる印象。
シートの高さももちろん調整できるので、運転しやすいように自分で調整しましたが、運転席からは車の鼻先が少しとらえにくいかな、とも思いました。
慣れれば問題ないとも思える程度ではありますが。
オーリスはグレードによってシート素材が変わるのですが、今回試乗したハイブリッドモデルは「Gパッケージ」で、シートが本革張りでした。
シートの形状は変わりませんが、本革張りだと座り心地がやっぱり違いますね。
一部にウルトラスエードというバックスキン素材も使われていて、座り心地も良く、上質感がありました。
ただ、少し要チェックポイントとしては上位グレードの「ハイブリッド Gパッケージ」と「120T RSパッケージ」は、他グレードよりタイヤサイズが大きく17インチとなるので、少し乗り心地が硬い印象があります。
外観的にはしっかりとした、結構ゴツイ印象だったオーリスですが、これでもトヨタの中ではコンパクトカーに分類されるんだそうです。
確かに試乗の時は、街中の右折・左折などでストレスはなく、とりまわしは比較的楽でした。。
ただ、エンジン(グレード)によって、車そのものの印象がかなり変化する車だとも感じたオーリスです。
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