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【愛車レビュー】ホンダ・S660 安全性能に手を抜かないスポーツカー(2)

S660購入の決め手は安全装備の充実

ミッドシップエンジンにリア駆動、軽自動車という制約の中で極限までスポーツカーを求めたHONDA・S660。
荷室を削り、全てを運動性能に注ぐことで、究極のドライバーズカーとして唯一無二の存在感を示しています。

ホンダ・S660 α

ホンダ・S660 α

他に国産車では、スポーツカーの代表的存在である86/BRZや、同じオープンカーとしてマツダのロードスター、軽自動車ではダイハツのコペンやスズキのアルトワークスといった選択肢があると思います。

その中で、私がS660の購入を決めたのが、「安全性能」に大きな魅力があったからです。
もちろん、スポーツカーですからその本質である「走行性能」が最も大切でしょう。しかし、現代を走る車として、安全性能の追求は非常に重要な要素の1つだと思います。

ホンダ・S660 α 無限アルミホイール

ホンダ・S660 α 無限アルミホイール

標準装備について

まず、αおよびβどちらのグレードにも標準装備される機能として、

  • サイドエアバッグ
  • ヒルスタートアシスト
  • エマージェンシーストップシグナル
  • 横滑り防止機能

があります。

下位グレードにもきちんと装備されているのが良いですよね。

ホンダ・S660 α サイドエアバッグ

ホンダ・S660 α サイドエアバッグ

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メーカーオプション装備について

そしてメーカーオプションで装着できるのが、バックカメラとシティーブレーキアクティブシステムです。
この2つは購入後にディーラーで装着ができませんので、中古車を選ぶ際には注意して下さい。

サイドエアバッグは衝突時に非常に重要な装備ですが、ロードスターにオプション設定(上位グレードは標準)、コペンとアルトワークスにいたっては選択することができません。
純正のシートを外してしまうと作動しないので注意が必要です。

この機能は発揮することは「ほぼ」ないと思いますが、ヒルスタートアシスト、エマージェンシーストップシグナル、横滑り防止機能は恩恵を受けることが案外多いと感じます。

ヒルスタートアシストはMT仕様を運転する方にとっては、特に傾斜のついた駐車場に停める際に役立ちます。
狭い場所だと毎回サイドブレーキを使うことになり手間ですから、ありがたく感じます。ぶつける心配もなく安全に駐車できると思います。

ホンダ・S660 α 車内

ホンダ・S660 α 車内

エマージェンシーストップシグナルは、50km/h以上のスピードでの走行時に急ブレーキを感知するとハザードランプを高速点滅させる機能で、高速道路を走行中などに役立ちます。
実際に点滅するとハザードランプボタンを押した時と同じように、車内からも分かります。

オプション設定されている2つの安全装備は、2つとも付けても6万6千円のアップで済みますので、ぜひ装着をオススメします。

バックカメラは必須アイテム

S660は後方視界が非常に悪いので、バックカメラは必須と言えます。
私は、役に立つかな?という程度に思っていましたが、最初は駐車に苦労しました。怖くてコンビニから出られなかったほどです。
慣れてくれば感覚は掴めますが、カメラだと夜でもしっかり見えますので、その恩恵は大きいと思います。

ホンダ・S660 α バックカメラ

ホンダ・S660 α バックカメラ

シティーブレーキアクティブシステムはいわゆる自動ブレーキですが、これは赤外線レーザーを使用した安価なタイプです。

ホンダ・S660 α 赤外線レーザー

ホンダ・S660 α 赤外線レーザー

対車両のみ、30km/h以下、と作動条件は渋いですが、渋滞時の追突に効果的ですし上記のライバル車たちは装着すらできません(アルトワークスはAGS車のみ装着可能)ので、この車の大きな魅力だと思います。

ホンダ・S660 α シティブレーキアクティブシステムスイッチ

ホンダ・S660 α シティブレーキアクティブシステムスイッチ

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syun認定ライター

投稿者プロフィール

20代 男性 神奈川県在住

憧れのスポーツカーをついに所有!車とアウトドアが大好きです。

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