8月24日にフルモデルチェンジをしたばかりの新型セレナ ハイウェイスター（Sハイブリッド）に試乗してきました。

試乗車と展示車の2台準備されていましたが、2台共ハイウェイスターで、2台共ブラックルーフの2トーンカラーでボディカラーが「マルーンレッド」と「ホワイトパール」の色違いでした。

セレナには「ノーマルタイプ」とエアロモデルの「ハイウェイスター」、カスタムモデルの「ライダー」と大きく3タイプの設定があります。
私の住んでいる地域で見かけるC26セレナはハイウェイスターが多いですが、結構ライダーも走っています。
特にライダーはインパクトがあるので、余計に多く感じるのかもしれません。

ノーマルタイプに比べると、外観デザインはハイウェイスターが専用エアロボディで、ライダーは更にカスタムされているので、新型セレナ（C27）でもハイウェイスターとライダーは、やはりスポーティーで迫力がありますね。

しかし、今回の新型セレナはノーマルタイプでも、カタログで見る限りフロントマスクはなかなか迫力があって良いですね。

新型セレナでは、どのタイプが売れ筋になるでしょうか。
今回見てきた実車はメーカーが推していると思われる「ハイウェイスター」だったので、ここでは主にハイウェイスターの外観デザインについて、ノーマルタイプとの違い等をお伝えしたいと思います。

迫力のあるVモーショングリル

車の顔となるフロントマスクですが、最近の日産車は日産デザインの象徴である「Vモーション」と呼ばれるフロントグリルに統一されてきています。

最近の日産車だと、エクストレイルやジューク、マーチなどがVモーショングリルになっていますが、新型セレナもこのVモーションが採用されています。

こちらはハイウェイスターの専用フロントグリルです。

ノーマルタイプとハイウェイスターで「V」の深さは異なり、ハイウェイスターの方が「V」が深く横ラインが2本に対し、ノーマルタイプは「V」が浅く横ラインが1本と差別化されています。

エルグランド風の上下2分割ヘッドランプ

ヘッドランプは、エルグランド風に上下2分割されたデザインになりました。

これもなかなか迫力があり、質感が高まっています。
エルグランドはフロントデザインがかっこいいので、新型セレナに上手く取り入れられていると思います。

ノーマル、ハイウェイスター共に、上位グレードはLEDヘッドランプとなり、形状もプロジェクタータイプなのでスポーティー。

ライン上に光るポジションランプは、切れ長スタイルでかっこいいですね。
点灯してみるとこんな感じです。

そして、フォグランプに関しては、ハイウェイスターは四角いデザインになりますが、ノーマルタイプは丸目と差別化されています。
こちらはハイウェイスターのフォグランプです。

ちなみにフォグランプはLEDではなく、ハイウェイスター、ノーマル共にハロゲンとなります。

また、リヤコンビランプは特に差別化はなく、ハイウェイスター、ノーマル共にLEDで、全グレードに標準装備です。

リヤのポジションランプは旧モデル同様に、ブーメラン型に光ります。
ライン状に特徴的な光り方をするので、一目でセレナとわかりますね。

フロント・リヤバンパー、サイドプロテクターはハイウェイスター専用デザイン

ノーマルとハイウェイスターの違いで外観が大きく変わるのは、フロントグリルに加え、フロント・リヤバンパー、サイドプロテクターがエアロデザインになるという点です。

こちらはハイウェイスター専用フロントエアロバンパー。

こちらは、後ろから見たハイウェイスター専用サイドプロテクター、リヤエアロバンパーです。

この下周りのバンパーデザインがエアロデザインでボディサイズが拡大する為、5ナンバーサイズのセレナではありますが、ハイウェイスターに限っては3ナンバーとなります。

地を這うようなエプロン処理、イイ感じですね。
エアロデザインと言っても、やり過ぎた感がなく、スマートに程よくまとまったエアロで個人的には好印象でした。
ホンダのステップワゴン スパーダは、正直少しやり過ぎた感が否めなかったのですが、新型セレナはうまくまとまっていると思います。

アルミホイール＆タイヤサイズの違い

ハイウェイスターとノーマルでは、アルミホイール＆タイヤサイズが異なります。
ハイウェイスターでも2グレードあるのですが、上位グレード（G）のみが16インチで、その他のハイウェイスター下位グレードとノーマルタイプは全て15インチとなります。

こちらはハイウェイスターの16インチアルミホイール＆タイヤです。

16アルミのデザインもなかなかかっこいいですね。
ハイウェイスターによく似合っています。

今回試乗したのは16インチの方でしたが、乗り心地も特別硬いと感じることはありませんでした。
ハイウェイスターはノーマルとは違い、専用サスペンションとなっているので、イメージ的に硬いのかな？と思っていましたが、いかにもスポーツタイプ的な硬さは全くなく、ミニバンらしい、むしろ上質な乗り心地だと感じたくらいです。

次項でも、新型セレナについてのインプレッションをお伝えしていきます。

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