新型ステップワゴンのグレードは、大きく分けると標準タイプとスパーダの2タイプで、
標準タイプは上から「G･EX」「G」「B」の3グレード。
スパーダは「SPADA･Cool Spirit」「SPADA」の2グレード。
そして全タイプにFF（2駆）と4WDの駆動方式の設定があります。

売れ筋は圧倒的にスパーダの方で、6月1日にホンダから公式発表されたタイプ別の受注比率は7割がSPADAだそう。やはり旧モデルに引き続きダントツ人気ですね。
SPADAの中でも内訳はクールスピリットとノーマルはほぼ同じ割合で半々。
標準タイプでは真ん中のGグレードが人気で、上級のG･EXグレードの2倍となっています。

主なオプションではホンダセンシング65％、ナビ装着用スペシャルパッケージ65％、2列目6：4分割ベンチシート（8人乗り仕様）45％、Hondaインターナビ＋リンクアップフリー＋ETC車載器が35％の装着率だそうです。

スタイリング

標準タイプとスパーダの違いは外観のスタイリングが全く違うので一目でわかりますね。
スパーダには専用のフロントグリル、フロントリアバンパー、カラードサイドシルガーニッシュ、テールゲートスポイラーがついてゴツゴツした印象。クールスピリットの方は、メッキ部分がダーククロームメッキになりノーマルとちょっと差別化。近くで見るとイカツイですよ。

細かな点ではフォグライトがスパーダには標準装備で、標準タイプにはメーカーオプションで付けることができます。
あとはアルミホイールですね。スパーダのアルミはかなりかっこいいですが、標準タイプ（G･EX）のアルミもなかなかスタイリッシュ。アルミの違いって結構差がつくところですが、今回の新型では全く見劣りすることなく好印象です。（標準タイプG、Bはにスチールでアルミホイールはつきません。）
基本は16インチですが、クールスピリット（FF車）のみ17インチにサイズアップされています。

ボディーサイズ

ボディサイズはいずれも幅1,695mm、全高1,840mmと同じなのですが、全長に違いがあり標準タイプの4,690mmよりスパーダの方が45mm長くなり、4,735mmと3ナンバーサイズに。
スパーダのスタイルを強調するためのエアロパーツ分が伸びてます。
ボディーサイズは3ナンバー枠ですが、自動車税は排気量基準のため1.5L枠ですのでご安心を。

乗り心地、サスペンション

サスペンションがスパーダの方は完全にスポーツ方向へチューニングがされているため、標準タイプに比べると固めに仕上げられています。走りも楽しみたいなら断然スパーダでしょうね。
スパーダを試乗しましたが、個人的には足回りは思っていたほど固くないかな？という印象。恐らく「固いぞ！」と身構えて試乗したためかもしれませんが（苦笑）。
今回はノーマル車に試乗していないため比較することはできませんが、営業マンさんいわく、旧モデルSPADAに比べるとスパーダの足回りはやわらかめになっているそうです。
旧モデルがかなりしっかり気味だったので、その点は改善された！？のでしょうかね。

内装インテリア

シート素材と色は全く異なり、スパーダはブラックベースで内装もスポーティー。
さらにクールスピリットでは、シードサイドにプライムスムースという革素材が使用され高級仕様。
標準タイプはブラウンベースのツイード調ジャージ素材でお家の中で過ごすようなイメージ。ソファのようなやさしい印象です。
（G･EXにはメーカーオプションでプライムスムース仕様に変えることもできます。）

新型では全タイプの2列目がキャプテンシートになり7人乗りが標準。メーカーオプションで2列目を6：4分割ベンチシートにして8人乗りにすることができます。

装備

ハンドルはスパーダのみ本革巻きに。さらにクールスピリットではパドルシフト付きになります。

SPADAクールスピリットと標準タイプG･EXのみに標準装備されているのが

• 運転席＆助手席シートヒーター
• LEDルームランプ
• センターテーブル
• トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー
  （後席のエアコンの温度調整ができます）

いずれも上級グレードにはワンランク上の快適装備がついてくるということですね。

ボディーカラー

スパーダ専用色として「プレミアムスパイスパープルパール」「プレミアムスパークルブラックパール」の2色があり、こちらは35,000円のオプションカラーです。（早口言葉みたいですね汗）
標準タイプでは新カラーとして「ミルクグラスパール」というまさにミルクっぽい（？）薄いグリーン色が登場。この色選ぶ人どれくらいいるでしょう。展示車で見ましたが、なかなかやさしい色合いで個人的には悪くなかったですよ。

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